治療は観察で8割決まります !!
最近、膝が痛くておみえになった60代の女性 A さん。
お話しによると、半年ぐらい前から左の膝が痛くなり、肩こりで通っていた
治療院で、針とお灸をしてもらい、行ける時は毎日、半年間通ったそうです。
しかし楽になるどころか、ここ1ヶ月は余計に痛くなり、びっこでしか歩けなくなり、
娘さんのご紹介でお見えになりました。
診させていただくと、膝の内側が腫れて水が溜まった状態でした。
しかし膝の形はそんなに悪くありませんでした。
ただ膝につながっている前脛骨筋と膝の後ろ側の筋肉が萎縮して
膝関節が窮屈になり、炎症が起きていると判断しました。
2回目にお見えになったのは、それから10日ぐらいあとでしたが、
まだ少し痛みはあるものの、普通に歩けるようになられていました。
針やお灸が悪いわけではありませんが、炎症がある患部に、さらに炎症を
加えるようなことをすると、余計ひどくなっ
てしまいます。
それは当たり前のことと思うのですが ・・・ 針とお灸をする箇所が違ったため
膝が余計に痛んだようです。ですからどんな治療でも観察ができれば
治療は8割終わったも同然です。あとはそのように治療するだけですから。
しかし観察を間違えると全くこのように逆になってしまうことも多いのです。
あなたの治療は大丈夫ですか?
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