痛みへの執着と悟り
先週、去年の３月に足首を骨折され、歩くのにバランスが悪くなって
腰痛になり、さらに坐骨神経痛でお仕事も休まれている M さん
（ 50代女性 ）が桑名から２回目の施術にお見えになりました。
最初の施術から２週間経ちました。
“ 症状はどうですか？ ” と、訪ねると “ 痛いです ” と、答えられました。
そこで私が “ 全く変わり
ませんか？ ” と、お聞きしますと、 “ 股関節のあたりの
痛みは消えましたが、そこから下の痛みが残っている ” と、言われました。
私から見れば１回目の施術はだいたい計算通りなのですが、M さんは
半年以上の痛みとの闘いで、１回の施術で良くなったことよりも、まだ痛いという
痛みへの執着心が強くなって、焦りと不安でかなりのストレスになっている為、
余計に痛みが増しているといった感じでした。
このような患者さんは沢山お見えになります。
いかに患者さんに悟りを開いて、病気と向き合っていただくかということが
早く治ることにつながると思いますし、またこういった気持ちに
早くなっていただくように努めるのも、私たち整体師の仕事だと思います。
M さんに施術をしながら、私なりにこのようなことをお話しさせていただき、
最後は笑顔で帰られました。
遠いところから大変ですが、きっと早く痛みがなくなりますよ。
頑張ってください 
腰痛･首痛･ﾍﾙﾆｱを解消したい方へ
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