健康と薬

先週お見えになった W さんは薬とサプリメントが大好きで、
ちょっとしたことで痛み止めや風邪薬などを服用され、
体によいサプリメントと聞くと、なんでもかんでも飛び付いて
前から私も少し気になっていました。“ 薬とは上手く付き合った方が
いいですよほうがよいてますよ！ ” と、お伝えしていたのですが、
なかなか理解されなかったみたいでした。それも無理ないと思いました。

W さんは60代なのですが、その年代は西洋医学が凄まじい発展をしましたから、
医師の考え方や薬は絶対と思われてる方が多いのです。
しかし、最近は西洋医学の欠点も明らかになってきました。
薬は確かに痛みや熱などを抑える効果がありますが、肝臓や胃・腎臓など
いろいろなところに負担がきます。
ですから胃痛であれば胃薬で治まるかもしれませんが、あまり飲みすぎると
肝臓・腎臓などを患います。
それでまた肝臓や腎臓の治療に薬を飲む。その薬でまた胃をやられます。
言わば “ いたちごっこ ” ですね！
飲んですぐ出るような副作用は明記されていますが、薬を飲み続けて
蓄積が原因で起こるような副作用は明記もされません！

今回、W さんも肝臓の数値があがったとかで、これからは少し薬を控えるそうです。

私は薬を全部否定しているわけではありません。
当然、薬を使わなければならないときもあります。
正しい服用をして、薬りと上手に付き合っていくことが、
健康につながっていくと思います！