脊柱管狭窄症は、椎間板ヘルニアに比べて、年齢の高い方が比較的多く、腰痛ならびに、臀部から足にかけての痛みや痺れが特徴です。
正直に申しますと、脊柱管狭窄症はヘルニアに比べて、改善しにくい病気です。なぜなら、年齢の高い方が多く、筋力が少ないためです。ですから施術だけでなく、腹筋 ・ 背筋 ・ 足の筋肉を付ける事を指導させていただいてます。
Y さん( 63歳 ) の場合ですが、10年ぐらい前から、右腰から足にかけて痛み、痺れがでてきて、検査の結果、脊柱管狭窄症と診断され、その後、接骨院で多いときには週に2回、治療されていました。しかし、今から約1年前ぐらいから、痛み痺れが酷くなり、冬はスキー、夏は山登りが出来なくなるのを避けたいとの思いで、去年の暮れに当院にお見えになりました。Y さんは、だいたい5回ぐらい施術で、痛み ・ 痺れがなくなりました。
しかし、何度も申し上げますが、脊柱管狭窄症はヘルニアよりは難しく、すべてが Y さんのようにはいきません。Y さんは筋力があったので、上手く改善したと思います。筋力が少ない方でも筋力をつけながら施術を行えば、いい結果が出ています。Y さんのように、趣味や仕事を続けたい方は是非ご相談くださいね。