N さん( 26才 ) は、中学から大学まで陸上で長距離をやってみえました。現役のときは、疲れると少し腰に痛みが出ていたみたいですが、すぐに治っていたため、とくに治療もしていなかったようです。大学生活が終わるのと同時に陸上も終了。社会人になって運動はなにもしなかったみたいです。
座り仕事になって2,3年がたった頃から、腰から右足にかけて、痛みと痺れが起こり始めましたが、治ってはまた痛くなりの繰り返しで、しばらくほかっておいたみたいです。しかし、痛みと痺れがだんだん酷くなり、整形外科で診てもらい、腰の椎間板ヘルニアと診断されました。
しばらく整形の方に通われていたみたいですが、ぱっとせず、会社の先輩に紹介してもらい、当院におみえになりました。幸い、あまり酷くないヘルニアだったので、2,3回でよくなりました。Nさんは多分、陸上部の時からヘルニアだったと思います。
社会人になって仕事で座りっぱなしで座り方に悪い癖があり骨盤が歪み、また筋力も弱り、ヘルニアが悪化したのだと思います。このように姿勢の取り方で、骨盤が歪んで腰や首のヘルニアになってしまうことが非常に多いです。ですから、骨盤を整えることをおすすめします。Nさんも痛み ・ 痺れは治りましたが、再発防止のため定期的におみえになってます。